自分の意見が通らないと悩むあなたへ!製造業20代~30代が実践すべき意見を通すコツ


自分は絶対にこうした方がいいと思うのに全く意見が通らなくて仕事をすることが嫌になってきた・・・
このままだとストレスが溜まる一方でモチベーションが上がらない、どうしたらいいのだろう。

意見が通らない中仕事を続けるのはストレスにもなりますよね。
まずはどのようにしたら意見を通すことが出来るのかを知ることが大事です。
自分の意見が通らないという経験をされた方、周りでもどうせ言っても聞いてくれないから意味ないと言っている方も多いのではないでしょうか?
せっかく職場のことを考えて意見を出しているのに自分の意見が通らないとなるとモチベーションが下がりますよね。
私は意見が通らなくてもどかしく感じる側、意見を許可しなかった側どちらの立場も経験してきました。
本記事はそんな私の経験をもとに職場で自分の意見を通す方法を紹介します。
何故意見が通らない?
自分の意見を通すことが出来るようになるためには何故意見が通らないのか?という点を理解することが重要です。
意見が通らない原因を紹介します。
1,もっといい方法がある

意見を出した側からすればいい意見だと思って伝えていると思います。
しかし先輩、上司、職場の人たちの中ではもっといい考えがあったりその意見では効果が小さく他の手間が発生してしまう為マイナスになってしまったりするなども考えられるとその意見は通すことが出来ないとなります。
上司は特に会社を守って社員の生活(給料)を守っていく立場なのでメリットがなかったりリスクが大きいと判断すれば受け入れることはありません。
その場合は何故意見を通せないかの説明を受けることで次に繋がります。
意見が通らなかったからと言って諦めずによく話を聞いてください。
2,意見ではなく文句になってしまっている

こちらも意見が通らない人でよく見かける形ではあります。
まずは意見と文句の違いについて紹介します。
意見とは「自分なりの考えを言葉にして相手に伝える」
文句とは「不平不満や苦情、口に出すこと」
言われなくても意味が分かっているって人がほとんどだと思いますが言葉として並べて見ることは今回は重要な為紹介しました。
それをふまえて考えた場合に先輩や上司に伝えようと思って言葉を選ぶことが出来れば聞いてくれますがただ「面倒だ」とか「大変だ」だけでは不平不満で終わってしまい聞いてくれない原因になります。
3、現実的ではない意見を言っている

あまり多くはないですがたまにそれはさすがに難しいのでは?という意見を発言する人を見かけます。
例えば「機械が足りないのですぐに購入検討してください。」
という意見が出たとします。
決して悪い意見ではないのですが会社には年間の予算を決めて設備投資などを検討するため現場の人が言ったからと言って即購入に動けない場合もあります。
多くの企業は今ある環境でどうやってよりよい仕事をするのかを考えていくことが多いので設備投資の話はすぐに飲み込んでくれない場合が多いです。
自分の意見を通す方法
自分の意見が通らない原因を少しでも理解した上で自分の意見を通す方法を行っていくことが出来れば効果は大きくなります。
1,自分の実力をつける

意見を通すことで重要なのはよりよい改善を見込めるものを伝えることが出来るかどうかです。
いい改善になると確信出来る意見だけを伝えなければならないということは決してありませんがよりその可能性が高い方が上司は意見を飲み込みやすいです。
一生懸命に仕事していれば技術や正しい知識が身につきます。
それはよりよい改善を出せる知識が増えていることにも繋がるためまずは自分の実力をつけることが最重要となります。
2,プレゼン力を上げる

意見の意味について紹介した「相手に伝える」という点でとても重要なポイントがプレゼン力です。
1つ例を紹介します。
PC作業が必ず必要な仕事をしていてPCの処理速度があまりにも遅くて仕事が進まないので新しいPCを購入したいという意見を出したい場合
Aさん
「PCの処理速度が遅くて仕事が進まないので新しいPCの購入を検討していただけますでしょうか。」
Bさん
「PCの処理速度が遅く1日1時間停止してしまいます。 それによって年間約30万の損失をしてしまいます。 PCを購入する金額よりも損失額の方が多くなってしまうので新しいPCの検討をお願いしていただけますでしょうか。」
どちらが上司は意見を聞いてくれると思いますか?
答えはBさんです。
こちらは実際に私が働いていた現場で起きた話です。
Aさんは意見を言っても全然動いてくれず困っていたところ私が(Bさん)意見を言って即上司が対応してくれました。

何故Aさんも困っていたのに対応の差が出てしまったの?

今回のケースは購入の依頼なので会社として支払いが発生します。
PCは安いものではない為余計な出費は避けたいのが会社側の考えです。
処理速度が遅くても使えるならば別に問題ないのでは?と思われてしまうのです。
以上の話から重要なポイントは何かと言うと
①現状の問題が会社にどのような影響を与えているか
損失額の場合は各職場の時間単価を元に計算して報告すると説得力がかなり上がります。
例 時間単価 3000円×影響を与えている時間 1H=3000円(1日の損失)
3000円×月実働日数 20日=60,000円(1ヶ月の損失)
60,000円×1年 12ヶ月=720,000円(1年間の損失額)
*改善成果を見込む計算をする場合も同様の計算式を使えます。
時間単価は必ずどの会社にもあるのでわからない場合は上司に確認してみてください。
②改善しようとしていることが具体的にどういい影響を与えるか
この2つを特に重要視してプレゼンすればかなりの確率で話を通してくれるようになります。
そこまでやらないといけないの?と思う人もいると思います。
実際ここまで出来ない人が多くそういう人たちの意見が通らないことが多いです。
その分ここまで出来ればしっかりと分析し正しい意見を言える人と認識され意見が通りやすくなり会社からの評価がアップします。
3,同僚に確認する

自分はこうした方がいいと思っていても自分1人だけの意見で周りはそこは特に求めていないとなれば意見が通りにくくなってしまいます。
そうならない為にも上司に意見を述べる前に同じ環境で仕事している同僚に一度相談してみることをおすすめします。
相談することでさらにいい意見を出してもらえたり共感して協力してもらえたりすることもあるのでいきなり上司に相談せず周り聞く工程を1つ挟むだけで大きく変わります。
それでも意見が通らず苦しい場合

自分が思ったことが全然通らない環境で仕事をしているとストレスの大きな原因に繋がります。
その結果仕事を頑張れなくなり給料アップできなくなります。
先輩たちも同じことを思ってストレスを抱えている人が多い環境の場合は会社の方針があまり合わないと判断していいと思います。
その環境はなかなか変わりません。
変わるのは自分しかないです。
じゃあ会社の方針に納得するように考えを変えればいいのか?
そんなことは全くありません。
自分の考えと合う企業に転職すればいいのです。
不平不満が常に飛び交っているような企業で仕事をしていては会社の業績も上がらず給料アップに積極的にはならない可能性もあります。
今後の自分の将来を考えた際にストレスを出来るだけ少なくしつつ給料アップが望める方が幸せになれると思います。
なかなか意見が通らない、他の人たちも同じことを思っているという環境であれば是非転職も検討してみてください。

まとめ

自分の意見を通す方法が分かってきたよ!
まずは自分が出来ることからやっていこうと思う!

大事なことは相手に伝わる為にはどのようにすればいいかを考えて実行することです!
すぐに成功出来ないこともあるかもしれませんが続けていけば必ずいい結果はついてくるので頑張りましょう!
自分の意見を持つことは今の仕事に対して考えている、会社のことを考えている証拠なのでとてもいいことです。
そういう考えを持てる方は決して間違っていないので自信をもってください。
今回紹介したことを参考にしていただき自分が持った意見を通すことが出来れば確実にステップアップするので前向きに頑張りましょう。